columnインナーチャイルド
INNER CHILD & WORK
インナーチャイルドとは、私たちの心の中にいる子どもの自分です。
傷ついたインナーチャイルドは私たちの信念体系の中核を成し、大人としての生活を汚染し、健康的な生き方を制限するようになります。
子ども時代に体験した事実がどのようなものだったのかということよりも、
イメージの中で出会う子どもの在り方が、
今の自分にとっての真実となります。
傷ついたその子どもを こころの内に放置したままでは、
安心感や寛ぎ、幸せを感じることは困難になり、
幸せになる許可を自分が自分に出せないままに
「生き辛さ」を抱えていくことになります。
心の叫びは、
その子ども(インナーチャイルド)から発せられることが多いのです。
そのため
大人の自分が その子を育てなおす必要があります。
それが「インナーチャイルドワーク」です。
■インナーチャイルドワークとは
インナーチャイルドの持つ 信念や 考え方は、無意識の中に深く根付いており、
現在の生活での思考行動パターンに影響を及ぼします。
傷ついたインナーチャイルドを無意識下に持っている場合は、
その部分がその人の信念体系の中核を成し、
大人としての生活を汚染し、生き方を制限するようになります。
インナーチャイルドを癒し、励まし、育てなおすことで、
より健全な自分自身をつくり上げていくことが可能になります。
他者誘導による催眠イメージ療法のインナーチャイルドワークや、
自分で行うインナーチャイルドのイメージワーク、
グループワーク、インナーチャイルドへの手紙を書くことなども含めて
「インナーチャイルドワーク」と呼んでいます。
子どもが受ける傷は 子どもが受ける最も大きな傷は、真の自己の拒絶です。
親が子どもの存在を尊重しない場合や、
子どもの感情・欲求・欲望を確認し 肯定し 適切なしつけを行わない場合、
子どもは自分の情動を抑圧し、真の自己を拒絶し、偽りの自己を作り上げ、
それが本当の自分だと思い込むようになります。
ジョン・ブラッドショウが著書『インナーチャイルド』のなかで
「汚染」という言葉で説明してくれています。
転記紹介したページも参考にされてください。